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CD ラジオドラマ選 樋口一葉 502BE
CD−1 たけくらべ NHKラジオ「正月特集 たけくらべ」より (1968年1月1日放送 60分) 脚本:福田善之 音楽:三宅榛名 演奏:新室内楽協会 語り手:渡辺美佐子 出 演:美登利:二木てるみ、信如:中村米吉、正太郎:池田秀一、長吉:小池正史、三五郎:松山省二、信如の父:桑山正一、筆屋の女房:鈴木光枝、美登利の母:冨田恵子、正太郎の祖母:於島鈴子、劇団こまどり、劇団若草 明治時代の吉原界隈、遊女を姉に持つ大黒屋の美登利は竜華寺の信如に淡い思いを寄せるが、やがて別れの時がやってくる…。 「廻れば大門の見返り柳いと長けれど、お歯くろ溝に燈火うつる三階の騒ぎも手に取る如く、明けくれなしの車の行来にはかり知られぬ全盛をうらなひて...。」 CD−2 1. にごりえ NHKラジオ「日曜名作座」より (1973年3月25日放送 30分) 脚本:若城希伊子 音楽:古関裕而 演奏:シャンブル・サンフォニエット 出演:森繁久彌、加藤道子 本郷の小料理屋「菊の井」の酌婦・お力に熱をあげた源七は、財産をなくし家族とも別れた挙句、お力を殺して自殺する。 「おい木村さん信さん寄つてお出よ、お寄りといつたら寄つても宜いではないか、又素通りで二葉やへ行く氣だらう、押いかけて行つて引ずつて來るからさう思ひな...。」 2. 大つごもり NHKラジオ「日曜名作座」より (1972年12月24日放送 30分) 脚本:若城希伊子 音楽:古関祐而 演奏:シャンブル・サンフォニエット 出演:森繁久彌、加藤道子 金持ちの山村家に奉公する下女・お峰は伯父を助けるために2円を盗むが、山村家の極道息子の粋な計らいで救われる。 「井戸は車にて綱の長さ十二尋、勝手は北向きにて師走の空のから風ひゆうひゆうと吹ぬきの寒さ、おゝ堪えがたと竈の前に火なぶりの一分は一時にのびて...。」
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平成16年に新紙幣に登場する等、脚光を浴びる明治女流文学の第一人者、樋口一葉。彼女の作品の中でNHKで放送した秀逸なラジオドラマをCDとしてお届けします。